大学生の須賀瑞穂は、高校時代の同級生・折口遥が病気で亡くなったことを知る。その葬儀の席で、瑞穂は同じく高校の同級生だった鳴海光と再会する。高校時代、鳴海光はプレイボーイとして有名だった。瑞穂と鳴海光もまた、特別な関係にあった。光は積極的だが、瑞穂はなかなか新しい友だちができないでいた。教室でキスをしたこともあるし、夏の日帰り旅行に一緒に行ったこともある。友達でもなく、恋人でもなく、二人の関係は秘密にされていた。
一方、折口遥の母は、瑞穂が娘の親友だと信じて、瑞穂に話を聞こうとする。春香の母親は、春香のボーイフレンドについて尋ねる。遥は過去に彼氏を妊娠させたことがあるのだ。