「ある世界」- 大学を卒業し、脳の研究を行う会社で働き始めた仲良しの鶴亀隆と三輪智彦。ある日、智彦は津野真由子を自分の彼女として紹介する。隆は唖然とする。大学時代、隆は毎日、自分と反対側の電車で津野真由子を見かけた。そのとき、彼は彼女に惹かれるようになった。
「Bの世界” – 孝が目を覚ますと、恋人の津野真由子がいつものように彼のアパートで朝食を作っていた。友人の三輪智彦の紹介で真由子と知り合い、夫婦として幸せに暮らしてきた。すべてが順調に思えたが、隆は疑問を持ち始める。同じ会社で一緒に働いていた友彦が失踪し、その記憶が現実なのか空想なのかわからなくなってしまうのだ。
~~ 東野圭吾の小説「パラレルワールド・ラブストーリー」を映画化。