パラレルライフ (2010)

韓国で最年少の36歳で刑事裁判所判事に任命されたKim Seok Hyeon氏。合理的な判決で有名。ソクヒョンは美しい妻と一人の娘にも恵まれている。
そんな彼の完璧ともいえる生活は、妻が無残にも殺害されたことで崩れ去る。過去の判決でソクヒョンに恨みを持ったチャン・スヨンという男が第一容疑者となり、事件は膠着状態に陥る。
そして、悲嘆にくれるソクヒョンに、ある記者が、ソクヒョンの人生と30年前の裁判官ハン・サンジュンの驚くべき類似点を指摘する。 30年前の裁判官もまた、最年少で刑事裁判の裁判官に任命され、同じ高校を総代で卒業し、さらに残虐殺人事件で妻と娘を亡くしていたのだ。これらの出来事は、ちょうど30年間隔で起きていたようだ。
もし、この「並行人生論」が成立すれば、チャン・スヨンは16日後に脱獄し、娘を殺害するだろう…。