馬家の嫁である田荘華が、幾多の苦難を乗り越え、自分の村を救うために力を振り絞る姿を描いた物語。
天宙華は常に忠実な妻であり、嫁であった。新年を家族とともに過ごすために夫が帰国することを望んでいたが、離婚届を突きつけられる。天宙華と実の娘にも問題があり、借金取りが門を叩いている。そんな時、彼女の最悪の悪夢が現実のものとなる。父が他界したことを知るが、義理の両親には親孝行を続けていた。
天宙華の優しさは、義父母が実の息子よりも彼女を受け入れるほどだ。試練と苦難を乗り越え、村の観光開発に乗り出す。ひょんなことから、義母の切り絵の技術が宝物であることを知る。