パク (2018)

中国系の地味な女の子、メイライは卒業後、法律事務所で働き始めた。しかし、その職場は、同僚たちのせいでギクシャクしていた。彼らは口が悪く、いつも下品なジョークでお互いを馬鹿にし、何人かは彼女を批判する。
そんな中、彼女はウロットに一目惚れする。ハンサムで賢い男だが、恋人にうるさくて、何人もの女性を捨てたと言われている。あせもの治療で訪れたクリニックで出会ったメイライは、後日、彼から「うっとうしい」と言われるのをこっそり聞いていた。
ウロットは、メイライの上司の妹で、イギリスから帰国したばかりのロイと恋に落ちる。彼女は美しくシックな女性で、仕事仲間に負けず劣らず口が悪い。スターになることと、パーティーが大好きなのだ。ロイは、一見、偉くて賢い女性に見えるが、実は頼りない。苦労が嫌いで、なるべく避けようとする。ウロットと付き合っているのは、彼の金のためだけだ。
メイライはその後、上司の兄であるトンと付き合うことになるが、彼は正直で率直な人物だからだ。そのため、メイライを含め、人々は彼と話すのを嫌がることもあるが、メイライは彼のことを気持ちのいい人だと思っている。当初は上司の紹介で知り合った二人だが、事情があって同じアパートに住むことになる。