虹の彼方に

ジン・スは地方の天気予報チャンネルでアンカーマンとして働いている。そんな彼の日常は、ある日交通事故に遭うまでごく平凡なものだった。幸いにも大きな怪我はなかったが、彼は部分的な記憶喪失に陥ってしまう。元の生活に戻ろうとする彼は、過去に思いを寄せていたと思われる女性に関する手がかりを見つける。わずかなヒントを頼りに、ジンスはその女性の正体を探ることにする。そして、高校時代からの友人であるヨンヒに辿り着く。ヨンヒの助けを借りて、ジンスはパズルのピースを組み立て始めるが、やがてヨンヒという自分のことを本当に心配してくれている人を見つけたことで、あの謎の峠の女への関心が薄れ始める。