恋人の特別な日、7月7日。
テレマーケターのミジュは、通勤途中にバイクで足首を捻挫し、朝礼でチームリーダーに呼び出されるという不吉な一日を迎える。電話口から聞こえてくる「ヒョンス」という名前は、喧嘩して会社を辞めた「ヒョンス」を思い出させる。足首の怪我に悩まされながら帰宅したミジュに、中年女性が近づいてくる。”ヒョンスの母です”
ミジュと同居しているヒョンスは、ケンカの末に家を出る。積み重なったカードローンの借金を確認するために銀行を訪れ、パソコンショップで履歴書を書いているうちに、両親の老いが進んでいることを知る。大学のサークルを再び訪れたヒョンスは、ミジュと初めて出会い、彼女の短編映画と出会って彼女を愛するようになった日々を思い出す。そんな時、ヒョンスは若い後輩にばったり会い、ビデオカメラで何か撮影してほしいと申し出る。
誰かの最後の表情をどうやって思い出すのか?
(出典: ハンシネマ)