おかえりモネ

宮城県気仙沼湾に浮かぶ島で、両親、祖父、妹と暮らす長浦百音さん。2014年春、長浦百音は高校を卒業し、登米市に移り住む。大学進学に失敗する。進路に悩む中、森の案内人の見習いとして働き始める。そんな彼女の人生に転機が訪れる。東京から人気気象予報士がやってくる。長浦百音はその気象予報士と一緒に山を歩く。気象予報士から、気象予報士は未来を予知することができるという話を聞く。その言葉に感動した長浦百音は、気象予報士になることを決意する。気象予報士になるための試験を受けるため、猛勉強をする。そして、登米市の人たちに助けられながら、ついに合格する。上京し、民間の気象予報士事務所で働き始める。そこで働くことで、彼女は気象予報士として成長していく。数年後の2019年、大型台風が日本に接近。故郷を助けるため、彼女は気仙沼湾へ向かう。