鈴木奈美は、小さな田舎町で生まれ育った。特に夢もなく、のんびりとした性格。普通の女性として、普通の生活で幸せになりたいと願っている。幼なじみで片思いの相手でもあるケンヤを追って、東京の大手出版社の資材部に就職する。採用された奈美は、ファッション雑誌の編集部に配属される。
そこで鈴木奈美は、編集長の蓬莱玲子と仕事をすることになる。彼女は鬼のような上司で、辛辣な発言をし、冷たい性格をしている。蓬莱玲子は、真面目に仕事をしない奈美を無愛想に扱う。しかし、鈴木奈美は上司の仕事への対応を見ているうちに、仕事に対する姿勢を変え始める。