取りつかれている (2014)

1969年、ベトナム戦争で勇猛果敢に戦ったキム・ジンピョン大佐が韓国に帰ってきた。義父である陸軍司令官から信頼され、基地内のほぼ全員から尊敬を集めている。しかし、ジンピョン大佐は戦争での体験から内面的に苦しんでいる。
ある日、キョン・ウジンはジンピョンの部下として赴任してくる。ウジンは上司の顔色をうかがい、何でも言うことを聞くタイプだ。やがてジンピョン大佐は、新しい部下の妻チョン・ガフンに出会う。夫妻はジンピョン大佐夫妻の向かいの家にも引っ越してきた。
ある晩、ジンピョン大佐は隣家の縁側で籠の鳥をからかった。やがてジンピョン大佐と部下の妻との間に息詰まるような執着が始まる。