日本の救急医療は深刻な人手不足に陥っている。救急医療で医師1人当たりの時間外労働が増加、経験豊富な医師不足が原因。夜間の救急医療は昼間より悪い。
白鴎会グループの病院分院である白鴎会旭海浜病院は、病院の救急医療体制改革に着手。夜間担当医制を導入するのである。夜間当番医とは、夜間のみ活動する救急医療チームである。このシステムにより、当直制を廃止し、24時間体制で適切な医療を提供できるようになった。
朝倉充希、成瀬瑛仁、深澤新、桜庭瞬、高岡幸穂は、このナイトドクター・チームのメンバーである。性格も年齢も異なる5人の医師たちは、「患者を断らない」というモットーのもと、仕事を始める。