夢を持った70歳と才能を持った23歳が、厳しい現実の中でお互いを高め合いながら、バレリーノになるための挑戦をする。
シム・ドクチョルには、バレエをすることが生涯の夢だった。郵便局員を定年退職した70歳。生活環境の変化でバレエダンサーになる夢をあきらめ、家族を養うために普通の仕事をしていた。そして今、シム・ドクチョルは再び自分の夢を追いかける決意をする。妻や子供たち、家族は彼の決断に納得しないが、シム・ドクチョルは生涯の夢を追い求めることに揺るぎはない。バレエを学ぶためにバレエ団に入団する。そこで彼はイ・チェロクと出会う。
イ・チェロクは23歳の男だ。野球、水泳、サッカーなど、さまざまなスポーツに親しんできたが、どれも才能がなかった。そんな彼がバレエに興味を持つようになった。母親はバレエダンサーだったが、イ・チェロクが幼い頃に病気で亡くなっている。父親はその後、破産した。バレエの才能を知ったイ・チェロクだが、バレエを続けていくうちに、父親とはほとんど連絡がとれなくなり、経済的にも苦しくなっていく。苦しい生活の中で、バレエへの思いは薄れていく。そんな時、彼の前にシム・ドクチョルが現れる。
(出典:ネットフリックス)
~~ フン作、ジミン画のウェブトゥーン「ナビレラ」(나빌레라)を翻案。