小田直美(広末涼子)は画廊のキュレーターを目指していたが、現在は百貨店に勤務している。仕事はVIP客への接客。そんな小田は、今の仕事に満足していない。ある日、大学時代からの友人、服部加奈子(内田有紀)が直美のアパートを訪ねてくる。加奈子は、夫の達郎に殴られたことを直美に話す。夫は銀行員のエリートで、ストレスが溜まると妻に暴力を振るうのだという。直美は夫と離婚するように言うが、加奈子は離婚したら夫に殺されると思い悩む。夫の暴力が加奈子を支配する。
ある日、直美は加奈子の夫にそっくりな中国人密航者を見かける。それをきっかけに、ナオミは加奈子の夫を殺すための完璧な計画を思いつく。そして、ナオミとカナコはその計画を実行に移す。