タタ(アルジュル・アブレニカ)は、キアポでのスラムドッグ生活から、ボホール島こそが希望の楽園だと信じている。だから、病弱な母親が突然ボホールへの転勤を希望したとき、タタの人生は大きな転換期を迎えた。
到着したタタは、実の父親が生きていること、そしてプリンス(バロン・ガイスラー)という義理の兄がいることに衝撃を受けることになる。驚いたことに、タタはすぐに新しい家族に受け入れられ、彼らと共に新しい人生を歩むことになった。ボホール島での新生活を始めたタタは、長い間待ち望んでいた真実の愛にも出会うことになる。タタは思いがけず、美しいステファニー(クリス・ベルナル)に出会い、たちまち恋に落ちる。
しかし、ステファニーが義理の兄であるプリンスの花嫁になることがわかると、タタは家族と運命のどちらかを選ばなければならなくなる。