薫は17歳の童貞でSMフェチ。幼なじみの奈々とは、いつも男子の視線を浴びる完璧な存在として、SM関係を夢見ていた。そんな二人の関係は、つるんでいる相手が違うことや、薫があまり真面目に勉強していないこともあって、年々やや悪化している。
ある日、薫の母親が薫のSMグッズを奈々に預けた。奈々は薫が買った革のワンピースを見つけ、着てみるが、鍵がないため、誤って中に閉じこもってしまう!
薫に解放された奈々は、薫の趣味が案外好きかもしれないと思い、その後二人でいわゆる「息抜き」をするようになる。この息抜きは、成績と名前を完璧に保とうとする奈々のストレスを解消するためのものだった。