PichetはWareeと結婚し、息子のKawinがいる。シリンはピシェのドバイ・クラブの経営者である。ピシェはシリンをとても愛し、信頼しているので、ワリーは彼女をピシェの愛人だと思い込んでいる。ワリーの姉ウィーラナートは、自分がピシェに恋したときに、ワリーの心にこの偽りを植え付けた。日を追うごとに、ウィーラナットは猜疑心を強めていく。
やがて、ワリーの死体が発見され、シリンは忽然と姿を消してしまう。
シリンの妹ナビはピシェットを恩人として見ており、シリンの行方の手がかりを探すため、彼のクラブで働き始める。一方、カウィンは母の死が事故なのか、それとも殺されたのかを知るために、すぐにタイに戻る。以前、カウィンはナビに愛の告白をしたが、ナビは自分に好意を寄せていながらそれを拒絶した。ピシェがナビにカウィンの助手を依頼したことで、ふたりの想いが再び交錯する。カウィンはナビが自分の義理の母になりたがっていると誤解している。この誤解から生じる怒りと恨みは解消されるのか?