義理の女

家族の幸せを語る講演家、イ・ジンソク。しかし、彼女には悲しい過去があった。昔、姑に家を追い出され、生まれたばかりの娘と引き離されることになったのだ。再婚し、5年後に2番目の夫が亡くなると、幼い連れ子2人を実の娘のように育てた。末の連れ子オ・ヨンチェが新米ボクサーで孤児のキム・ヒョンテと結婚したいと言い出したとき、彼女は結婚に反対したが、それを容認した。ひき逃げに遭ったヨンチェが息子を産んで死んだとき、ジンスクは婿を責め、憎んだ。
ヨンチェの死後、ヒョンテとその息子はジンスクと一緒にいて、ジンスクを母親のように扱っていた。ヒョンテが息子を大切にする姿を見て、ジンスクの態度は一変した。今ではヒョンテを本当の息子のように扱っている。
ある日、ヒョンテはパク・スギョンという女性と恋に落ちる。スギョンに未練があるジンスクは、スギョンが自分の実の娘であることを知る。スギョンとの再会を望むが、スギョンは自分を捨てた生みの親を憎んでおり、ジンソクは困惑する。ヒョンテはついにスギョンと結婚するが、これもまた葛藤の種になる。