マッテオ・ドミンゴ(ギル・クエルバ)は、16世紀のスペイン植民地時代にフィリピンに降り立った地球外生命体である。10代の少女マルセラ(ポーリン・メンドーサ)が崖から落ちそうになっているのを助けようと冒険したところ、旅先のKMT184.5彗星に合流できず、その後4世紀を数える間、地球に降り立ったままである。ほぼ完璧な体型と、視力・聴力・スピードを飛躍的に向上させた身体能力を持ち、人間に対してかなり苛烈で偏った視点を持っている。そして、人間に対して辛辣な視点を持つ。時が経ち、物語が進むにつれ、マテオは10年ごとに新しい人格を採用することを余儀なくされる。
現代では大学教授に変身し、近くの大学で教鞭をとっている。しかし、ある日突然、マンションの隣人になった自信過剰の有名フィリピン人スター、ステフィ・チャベス(ジェニーリン・メルカド)に出会う。彼女の予測不可能な状況に少しずつ巻き込まれていくマテオは、彼女が1500年代に自分が大切に思い、恋した10代の女の子に似ていることに気づく。マテオは、いつ地球を離れてもいいように、ステフィと距離を置こうとするが、常に失敗している自分に気づく。