ヤン・ジョングクはベテランの詐欺師だが、一度も逮捕されたことがない。ある日、恋人が結婚資金に充てる予定だったお金を突然持ち逃げしてしまう。ヤン・ジョングクは激しく動揺し、酒を飲みに行く。彼はキム・ミヨンと出会う。彼女は恋人の浮気が原因で辛い思いをしていた。ヤン・ジョングクは自分が会社を経営していると言い、キム・ミヨンは小さな会社で働いていると言う。実はキム・ミヨンは刑事だったのだ。二人は互いに安らぎを覚え、恋愛関係に発展する。結婚式の日、キム・ミヨンはヤン・ジョングクに自分が刑事であることを打ち明ける。
一方、パク・フジャは謎めいた女性だ。彼女は父親から受け継いだ個人融資の会社を経営している。彼女の父親はヤン・ジョングクに騙されていたのだ。パク・フジャはヤン・ジョングクを見つけ出し、彼を脅迫して国会議員選挙に出馬させる。