脚本家の加藤(渡辺大知)は美穂(奈緒)に恋している。しかし、プラトニックな友人関係以上の関係を築くには勇気が出ない。そんな加藤の気持ちに気づかないかのように、美穂はいつも加藤に電話をかけてきては、自分の恋の悩みをぶちまけている。しかし、加藤はプライドを傷つけられながらも、少しでも美穂と一緒にいたいと思っていた。そんな中、加藤が手がけるドラマの脚本は、美穂との関係を色濃く反映していた。ある日、加藤は友人たちから、自分の恋愛観はすべて間違っている、行き詰まったミホへの恋心を妄信してはいけないと言われる。そして加藤は、意を決してミホに告白する。
(沖縄国際映画祭2019公式サイトより)