ボディーガードの父 (1995)

ジュンテはラジオ番組「ミュージックパワー」の女好きの番組ディレクターで、妻に先立たれた後、二人の娘と暮らしている。長女のソヨンは気まぐれだが感情豊かな大学生で、次女のソミは奔放な性格の女子高生だ。ヨーロッパ旅行から帰国した彼は、ソヨンが異性に追われる大人の女性になっていることに気づく。彼は心配し始める。娘の女性化を受け入れられないジュンテは、彼女を守るためにあらゆる手を尽くす。ソヨンの性的暴行の夢にもうなされる。そんな中、ジュンテは仕事に対して無頓着になり、番組の視聴率が下がり始める。上司のキョンスからは毎日のように責められる。父の過保護な言動に悩まされ続けたソヨンは、独立を宣言する。ジュンテは子供たちへの理解を深めるため、少年心理の専門家であるシム博士を訪ねる。