中国の一人っ子政策(夫婦は最初の子供を養子に出すか、政府が定めた罰金を払って二人目の子供を産む)のため、幼い頃に自分を養子に出そうとした中国人父チェン・シー(リチャード・ヤップ)に認められ、受け入れてもらうことを切望する少女ジェイド・ディマグィバの物語です。
しかし、フィリピン人の妻ゼニー(アイ・アイ・デラス・アラス)が、中国の伝統にのっとった男の子を妊娠していることを知り、彼の決断は早かった。子供を守るためにフィリピンに戻ったゼニーは流産してしまい、2人目の子供を失ってしまう。
数年後、すでに実業家として成功していたチェン・シーが、男の子のユアンに会うためにゼニーを訪ねてくる。ゼニーは彼の居場所を教えようとしないが、それでもチェンはジェイドを無視し続け、彼女を自分の娘と見なさない。ジェイドは、いつか父に認めてもらうことを誓い、性別は違っても立派な娘であることを父に証明するため、最優秀の成績で卒業する。
しかし、予想外の展開でチェンはもう一人の息子チェン・シー二世(再婚相手)を事故で失い、ジェイドは後妻のジャン(チェリー・パイピカチェ)の策略で母と祖母アモール(ジーナ・パレニョ)を刑務所から出すため、ユアンのふりをすることになる。ジェイドは、幼なじみで求婚者のオニキス(ジョロ・レヴィラ)、父親のビジネスパートナーの連れ子でハッピーゴーラッキーなトレバー(マッテオ・グディチェリ)、最初はライバルだったが、彼女の二重人格を知ってから最も強い支持者になったアンディ(シアン・リム)などに助けられて旅を続けていくことになります。