桑の葉

日本統治時代のヨンダム村に、アン・ヒュブという女性がいた。夫は博打打ちで、数カ月に一度、着替えと金策にやってくる。それでも彼女は夫を待ち続ける。村の男たちに体を売っては、米や生活用品を手に入れる。ただ一人、サム・ドルという使用人とだけは寝ない。そこで、夫が帰ってくると、サムドルは彼女の放縦な振る舞いを夫に話す。しかし、夫のサムボは代わりにサムドルを殴り、妻を慰めてからまた出て行く。そしてアンヒョブは再び夫であるサムボを待ち続ける。