独身で、村の自動車修理工場で働くシュウ。幼なじみの友人たちは、それぞれまったく違う道を歩んでいる。友人たちと集まっても、シュウはまるで荒野に忘れられた木のように、黙っていることが多い。
村の地盤沈下により、村人たちの県庁所在地の新しいアパートへの避難が始まる。シュウは職探しのため、県庁所在地に向かう。学校で働く彼は、生徒たちが自分の幼少期を思い出させてくれることに気づく。そして、故郷に戻ることを決意する。
そして、シュウの脳裏に去来する不安や直感が、次第に意味を持ち始める。そして、その予言は次々と的中していく。やがてシュウは「シュウさん」と呼ばれるようになり、予言者として尊敬を集めるようになる。
(出典: 上海国際映画祭)