物語は、城戸志郎が大学教師の葬儀でかつての同級生、木島莉央と再会するところから始まる。
かつて学生時代、木島は小説家として才能を発揮し、大きな賞も獲得していた。木島に嫉妬していた城戸は、彼の作品を読んで自分の才能のなさを自覚し、小説を書くことをやめ、エロ小説の編集者になった。しかし、再会した木戸は、木島が壁に突き当たっていることを知った。才能を使い果たしたのだ。木戸もまた迷いながらも、木島にポルノ小説を書く機会を与える。
強烈なエロスと親密さで、二人は心を開き、欲望に溺れていく。欲望が高まるにつれて、二人の毒々しい渇望も高まっていく。苦悩する木島から様々な感情が引き出されながら、2人は一線を越えた関係になっていく。
(出典:WALMARTJIMIN より)
~~ 丸木戸マキの漫画「インディゴの気分」を原作とする。