六道四海の中に、荒涼たる雲と呼ばれる夢のような楽園が存在する。新世代の海皇子スーモは、剣聖の女弟子バイインと出会う。二人は知らず知らずのうちに、世代間の確執と宿命的な争いに巻き込まれていく。政治的な争いの中で、スーモは愛する人を失ってしまう。そして100年もの間、修行のために世界を旅し、海王として新たな自分を発見して戻ってくる。蘇莫は白英と再会するが、事情があって恋人たちは再会することができない。マーマン族を部族に戻すという重荷を背負い、スーモは滄浪国に抵抗する旅に出る。
~~ 滄浪の同名小説を改作。