読書好きの中学生だった月島雫は、同級生の天沢聖司と出会う。第一印象は良くなかったが、夢を追いかける彼に次第に惹かれていく。小説家になりたいという雫の夢を知った誠司もまた、雫を好きになる。二人は「必ず夢を叶えよう」と誓い合う。
その誓いから10年が経とうとしていた。
24歳になった雫は、出版社で児童文学の編集者になっていた。小説家になる夢をあきらめ、本を売ることに必死な人間になっていた。夢を追い続け、海外で暮らす誠司とは、いまではすっかり距離ができていた。
(出典:松竹株式会社)
~~ 柊あおいによる漫画「耳をすませば」を映画化。