ジェイドはグラフィックデザイナーとして働いている。いつも真ん中にいる人です。真ん中の子。学校での成績は平均的。周りの兄弟や友達はとてもイケメンなので、彼はいつも見過ごされるか、兄弟や友達を個人的に知りたがる人たちの中間的な存在になっている。ジェイドは何年も前からこのような状況にあり、不本意ながらそれを受け入れなければならない。彼は心の中に高い壁を作っている。自分のところに来る人は、自分の周りの人と親しくなりたいだけなのだと知ってしまったからだ。ある日、彼の職場に舞というインターン生がやってくる。マイは魅力的な学生で、社内の女の子たちから人気がある。ジェイドは、マイが自分と友人のウエアをよく見ていることに気づく。マイがウエアを好きなのだと思い、そうだ、またそのための仲介役になるのだと。しかし、マイの視線の先にいるのは自分だとは知らない。今までのように仲介者が見過ごせなくなったとき、何が起こるのか。
(出典:ディープ・パブリッシング)
~~ Littlebbear96.Burmeseの小説から改作しました。