ある少年の葬儀に集まった人々。クローゼット・ゲイで理学療法士のジュンギ、高校教師で犯罪小説を書くのに苦労しているジョンヒ、無口で葬儀屋のアルバイトをしている10代の少女エイミー。彼らは、ヒジュンという少年が書き続けている小説の主人公たちでもある。彼らはそれぞれ、少年にまつわる過去の糸を回想していく。謎めいた10代の少年作家は、「葬儀のメンバー」というタイトルの小説を執筆している。彼は、その主要な登場人物を一カ所に集め、物語の完璧なエンディングを迎えたいと考えている。そして、自分の葬儀がその場にふさわしいと考える。そして、ジュンギ、ジョンヒ、エイミーはヒジュンの葬儀に参列する。それぞれがなぜ葬儀に参列したのかはわからない。もしかしたら、彼らは家族なのかもしれない。