マニラの大学に通うルイスは、故郷を訪れ、親友のフェデリコやレヴィと再会する。海辺で一緒に過ごすうちに、フェデリコはルイスに想いを寄せるようになり、戸惑いと不安を覚える。孤立した環境は、フェデリコが長年の友人と禁断の欲望を見せるきっかけとなる。
アルコールに酔ったふたりは踊り始める。音楽はシャッフルされ、スローな曲になり、二人は手をつなぐ。音楽が止まると、フェデリコはゆっくりとルイスの腰に腕を回す。ルイスはそのジェスチャーに不意を突かれたように見える。驚いたことに、彼は突然自分を押しのけ、フェデリコは気まずさから泳いでその場を切り抜けようとする。果たしてルイスは、好奇心のままに飛び込み、フェデリコの後を追うことができるのだろうか?
大人になろうとしている彼らの物語は、有害な男らしさへの挑戦と、本当の自分を発見するための個人的な葛藤を反映した、2人の男の友情の物語である。
(出典:シネハラガ映画祭Vimeo)