中学2年生の木暮和彦は、学校の屋上から転落してしまう。小暮一彦が転落したとき、屋上には他の男子生徒がいた。その場にいた他の生徒によると、木暮和彦は他の校舎に飛び移ろうとしたが、失敗したとのこと。
幸い、木暮和彦は足と肋骨を骨折しただけで済んだ。木暮和彦さんの母・秀美さんによると、学校側は「生徒が遊んだだけで、いじめではない」と主張している。しかし、木暮和彦は高所恐怖症なので、秀美はそれを信じていない。秀美は弁護士の黛真知子に相談し、真知子は彼女の案件を引き受けることにするが、同僚の小御門健介の協力を仰ぐ。
一方、学校側は弁護士の勅使河原功を採用する。