中国の法律事務所ドナルド・アンド・カンパニーの共同設立者として、チャールズ・チュック(ラウ・ダン劉丹)は長年委員長を務めてきた。経営パートナーであるKCラウ(リウ・カイチ)とは退任を約束していたが、チャールズは権力への執着を強めるKCに対抗するため、金に目のない弁護士ケント・チャン(アレックス・フォン)を事務所の新しいパートナーとして雇うことにする。
KCは、ドナルド・アンド・カンパニーに在籍していた頃に大きな影響力を築きあげていた。彼の仲間には、障害を持つ弁護士ダンカン・ヤム(レイモンド・チョウ 曹永廉)とマーサ・フォン(マンディ・ウォン 黃智雯)がいる。パトリシア・リー(フローレンス・クォック・少芸)とニック・チャウ(マシュー・ホー何廣沛)はケントの唯一の戦力であり、KCは彼らのパワーゲームで優位に立つことができると考えていた。
しかし、交通事故によってKCは不意を突かれ、ケントはその状況を利用する。その隙に、チャールズはケントをシニア・パートナーに昇格させる。その頃、ケントは事務弁護士補のヘイゼル・チューク(アリ・リー 李佳芯)と再会し、師弟のような親密な関係を築く。
自分の力が衰えていくのを感じたKCは、今にも爆発しそうな時限爆弾のような存在になる。しかし、支配権をめぐって争ううちに、歯抜けになった虎が復讐のために姿を現す。