倉下月美の夢は、いつかイラストレーターになること。ヒキコモリの仲間たちとは、社会というものに馴染めず、アパートの一室で趣味に没頭したり、謎の入居者の漫画の作画を手伝ったりして過ごしている。
母親と水族館で過ごした幼少期からクラゲが大好きで、いつかクラゲをイメージした服を着たいと思っていた月海。幼い頃、母親から「クラゲのようなウェディングドレスを作ってあげる」と約束された月海だったが、母親は突然他界し、月海は外界を恐れて徐々に自分の中に閉じこもっていく。
しかしある日、彼女は鯉淵黒之介とその弟、鯉淵周の三角関係に巻き込まれ、人生が一変する。しかしある日、鯉淵黒之介と鯉淵集の三角関係に巻き込まれ、黒之介の助けで、自分にも恋や人生のチャンスがあることに気づき、次第に自分の殻を破ることができるようになる。
~~ 東村アキコの漫画『くらげ姫』から引用しました。