クル・プンハ (1998)

クリットとトリンは、父親が同じで母親が違う兄弟。複雑な家族関係だが、兄弟は互いを愛し、尊敬している。クリットは留学を終えて家業を継ぎ、トリンは海軍士官になった。
チョンラダはクリットと共に海外から帰国する。二人は一緒に計画を立てていたが、クリットの母親が二人の関係を邪魔する。到着早々、クリットは帰らざるを得なくなった。何も起こらない、ただ海を眺めるだけの海岸沿いの村に帰郷したチョンラダは、散歩の途中でトリンと知り合いになる。トリンは船団で複雑な事件に巻き込まれ、今は村に潜伏してただの漁師に成りすましている。度重なる逢瀬を経て、ふたりは恋に落ちる。一方、クリトは故郷に戻る。