シングルマザーのCoccoは、複視に悩まされるようになる。生まれたばかりの赤ん坊の世話は悪夢と化し、母親は被害妄想に陥っていく。母親が二重に見えないのは、歌っているときだけ。そして、自分の体を切り、血を流し、生きていることを実感することに救いを見出す。そして、恐ろしい神経衰弱が始まる。そして、どうにもならなくなった時、赤ん坊が連れ去られてしまう。
そして、バスに乗り、独り言を歌う。近くに座っていた男(塚本晋也)は彼女の素晴らしい歌声に聞き惚れる。彼は彼女につきまとい始める。男は受賞歴のある小説家で、女に恋をしていた。二人は一触即発の関係になる。女の被害妄想と視力は徐々に回復していく。やがて赤ん坊は戻ってくるが、視力は悪化していく……。
あらすじ
KOTOKO 予告編 / 予告動画
映画レビュー
コメント欄は現在メンテナンス中です。