30歳を目前にして、将来の仕事も恋愛もあきらめようと思った塔子(深津絵里)は、酒に溺れる。それが最善ではないとわかっていても、今の自分には楽な道を選ぶしかないのだ。そのため、彼女は自分を卑下し始める。でも、幸いなことに、彼女は希望を捨てずに、物事の成り行きを見守ろうとする。それが、ある程度は役に立っている。
ある日、突然、光太郎(堤真一)という男が現れる。光太郎も塔子と同様、仕事にはあまり恵まれない。それでも、この男は、塔子が若い頃に好きだった男と同じだ。久しぶりの光太郎に感激する塔子だったが、光太郎が無神経で自己中心的な性格であることがわかる。これが、トーコにはたまらない。さらに悪いことに、沓子は大企業を辞めざるを得なかったにもかかわらず、沓子と一緒に小さな会社を立ち上げてしまうのです。– フジテレビ