鬼塚一郎は、犯人に刺されて両足の機能を失って以来、車椅子の生活を送っていた。定年退職後、数々の事件を解決してきたことから、新宿東署刑事課に再任され、司法課長として活躍していた。ある日、新宿植物園で死体が発見され、松本勇吾であることが判明する。鬼塚はその名前に聞き覚えがあり、パソコンで検索してみると、1ヵ月前に松本が自転車の盗難届を出していたことがわかる。鬼塚は、部下の遠山咲、警視庁捜査一課から派遣された同署の刑事・陣啓太郎とともに、事件の捜査を開始する。しかし、新任の警察署長・東奏太は自分たちの課が関与することを快く思っておらず、捜査方針を巡って啓太郎と対立する。
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