高城和也は、サッカー選手として将来を嘱望されていた。23歳でサッカー日本代表Aチームに選ばれ、婚約者である中川美紀と暮らすために家を購入した。ある日、高城和也は交通事故に遭い、下半身不随になってしまう。車いすでの生活を余儀なくされる。絶望の淵に立たされる。そんな時、美紀から婚姻届を見せられる。
妻の愛に支えられ、リハビリを続ける和也。しかし、美樹との結婚に反対する人たちや、哀れみの目で見られることに苛立ちを覚える。そして、サッカーに代わるものを見つけることができないでいた。そんな時、和也は体育館で車椅子バスケットボールの試合を目撃する。