幼い頃に父を亡くし、母は裕福な八神家に再嫁することになった。伯郎も歓迎されたが、なかなか家族の一員としての自覚が持てない。 しかし、同じ血を引く腹違いの弟の方が、よっぽどうまくやっていた。母の死後、八神の姓を捨て、一家と決別した。
獣医師となった伯郎は、正義感が強く、誠実で、美しい女性に弱い。ある日、異母兄の妻だと言って、そんな女に声をかけられる。 彼女は異母兄が行方不明になったことを心配そうに告げ、二人は手を組んで行方を捜すことになる。
その過程で、八神家の遺産争奪戦に巻き込まれることになる。 異母兄の失踪が関係しているのだろうか?
~~ 東野圭吾の小説を映画化。