落ち着いてスーパースターになろう (2018)

中国出身の朱は、香港映画の大ファンで、映画のような警官になることを夢見ていた。しかし、残念ながら喘息が原因で中国の警察官選抜の体力試験に落ちてしまった。朱は次善の策として、PI（私立探偵）として働くことにした。香港である事件を担当していたとき、香港警察の手にかかり、朱のヒーローである国際的なアクション映画スター、バオを捜査するための潜入情報員になることを強要された。情報提供者によると、バオはタイの有名な麻薬王、八面仏と密接に交流しており、映画製作を隠れ蓑にした密売の疑いがあるという。朱はアイドルの汚名を返上したい一心で任務を引き受け、撮影隊に加わって調査を開始した。朱は、鮑の猛々しさや才能はすべて映画のマジックであり、本当の鮑は頭脳もカンフーの腕も、演じる人物より劣っていることに気がついた。ようやくバオの内輪に入り込み、バオの映画の脇役としてスーパースターとなった朱は、バオと八面仏の取引に隠された大きな秘密を知り、警察の情報屋としての役割が水の泡となる危機を迎えた。