大昔、「古代の書」は歴史の記録者であり、神話、生物、物語、科学技術、人類の進化、文明・・・など、人間に知られているすべてのことを記録していた。それは、世界の均衡を保つために本を守ることを使命とする剣士の一派「ロゴスの剣」によって守られていた。しかし、数千年前、メギドが襲来し、それを奪おうとした。その結果、本は消え、そのページの一つ一つが世界中に散らばった。
現代、小説家の神山灯馬は、異次元の世界、絵本の中から出てくる剣士や怪物、そして助けを求める「謎の少女」の夢を見るようになった。夢を思い出すと背筋が寒くなる。夢のことは何も知らない。ある日、街の一部が消え、人々の大切な人が次々といなくなり、日本中が大混乱に陥るという奇怪な現象が予告なしに発生した。
街の一部が消えたのは、ワンダーワールドと呼ばれる異次元空間で、本のページのように果てしなく続く次元。その次元では、魔法生物が迷いなく襲いかかり、人々を恐怖と混乱に陥れていた。この現象に巻き込まれたトウマとメイは、謎の怪物に襲われ、トウマの夢を思い出す。
“必ず街を元の世界に戻してみせる!”
まるで自分の意志に応えるかのように、トウマはレッドドラゴンの力を利用し、自分の体に融合させ、炎の剣士に変身させる。現実世界とワンダーワールドの戦いに終止符が打たれ、その運命は彼の手に委ねられているのです。
(出典:kamenrider.wikia.com)