広告代理店に就職したばかりの太田喜一郎は、世界最大のテレビ広告祭に審査員として参加させられる。そんな彼が、世界最大のテレビ広告祭に審査員として参加することになる。そこでは毎晩のようにパーティーが開かれ、喜一郎は同じ苗字の太田光とペアになって夫婦のように振る舞うことになる。
祭典で喜一郎は、所属事務所のCMをグランプリにしなければクビになることを知る。映画祭には世界中から監督が集まり、審査員は完全閉鎖されたホテルで仕事をする。ディレクターたちは、自分の所属事務所をグランプリにするために、策をめぐらし、駆け引きをする。
そんな喜一郎の前に、ライバルの日本人審査員が現れる。