ソウル近郊の小都市。卒業を間近に控えた大学生のヨンソクは、街で車椅子から転倒した女性に出会い、家まで送ってあげる。彼女に簡単な食事をごちそうになり、彼は「ジョゼ」と名乗るこの女性に漠然とした好奇心を抱くようになる。それ以来、ヨンソクは時々ジョゼの家に立ち寄り、無料で食事をしながら、読書家でウイスキーに造詣が深く、本当かどうかわからないような話をするこの女性と親しくなる。そして、二人は次第に忘れがたい愛を共有するようになる。
(出典: コビズ)
~~ 田辺聖子の短編小説「ジョゼと虎と魚たち」を映画化したものです。