それは私です、おばあさん

中学生のウンハは、叔母と二人暮らし。叔母はカラオケ店で働きながら生活している。学費の支払いに不安を覚えるウンハ。そんな時、”ボイスフィッシング “の話を耳にする。孤独な老人に電話をかけ、孫娘になりすますというものだ。
癌を宣告された老女が一人自宅に帰ってきた。宛先は特定せず、最後の手紙を書く。その時、彼女は携帯電話の着信音を耳にする。誰も電話をかけてこないので、誰がかけてきたのだろうと不思議に思う。