時間は女の敵だ。30歳の誕生日、程友青は14年来の親友である李大仁から、早老症の症状について書かれた電子メールを受け取る。男である李大仁は年をとるほど美味しくなる高級ワイン、女である自分は時間が経つとレーズンのように干からびてしまうブドウに例えられることに耐え切れず、彼と「35歳になるまでにどちらが先に結婚するか」という賭けをすることになる。
夫の候補者を探すうちに、誰と会っても全く気が合わず、独立心旺盛で短気で頑固な自分の性格に我慢してくれるのは、親友の李大仁だけであることがわかる。
親友の李大仁だ。ただ、二人はお互いに「絶対に恋はしない」と誓っていた。