広告代理店に勤める45歳の狛江光男。東京の本社から地方の支社に左遷された。妻と娘を東京に残し、支社で働くことになった。そこで狛江光男は、社員2人しかいない支店の支店長として働き始める。家のローンを払い、学生の娘を養うために、売り上げを伸ばす方法を模索する。
ある日、狛江のもとに一本の電話がかかってきた。その顧客とは、社長の竜崎であった。狛江の支店が竜崎社長の会社のチラシを作ったのだが、そのチラシにくだらないミスがあった。竜崎社長は激怒する。さらに悪いことに、竜崎社長はヤクザである。狛江三男は大ピンチだ。
~~ 福澤徹三の小説「アイターン」を映画化。