18年ぶりの映画主演となる石橋蓮司は、冴えない小説家と伝説の殺し屋という2つの顔を持つ主人公を演じている。原稿が全くない時代遅れの作家・市川進には、もう一つの顔、伝説の殺し屋がいた。しかし、その実…彼は人を撃ったことがないのである。ある日、彼のもとに友人から殺人の依頼が舞い込む。これを理想のハードボイルド小説を実現するチャンスとばかりに、本物のヒットマンを雇うことを決意し、暗殺の状況をありのままに報告するように要求する。
時代遅れの小説家が妻や友人を巻き込み、人生最大の騒動を巻き起こすブラックコメディ。