トールは、愛人と裕福なヒソカとの間に生まれた愛の子供だ。母親を亡くしたトールは、父親の実家で暮らすことになる。継母と継兄に虐待された彼は、隣の家の少女ミンタを頼る。彼女もまた、母親と姉に無視され、苦しんでいるのだった。
ある夜、継母に追われて川に飛び込み、死んだと思われたが、一命を取り留める。一命を取り留めた彼は、母の知り合いの娼婦に引き取られ、サイラという名で新たな人生を歩み始める。数年後、彼は母の仇を討ち、継母と継兄から受けた拷問と苦痛の復讐を企て、悪名高い金持ちのポン引きとして戻ってきた。
サイラの最大の目的は、幼い頃に自分を傷つけた者たちを痛めつけることだが、まさか幼い頃の唯一の友人、ミン太に会うとは思ってもみなかった。会ってすぐ、彼に見覚えがあることに気づく。彼の首から下げている指輪に気づき、すぐに彼が死んだはずの幼なじみの親友、トールであると思いつく。しかし、彼は復讐のためにそれを否定する。
* 最終話は80分と長めです。
~~ 作家ナウィカの小説「Asoon Rerng Fai」を脚色。ビルマ語