天野光彦は会社をリストラされたばかりの46歳のサラリーマン。しかも妻からは「離婚したい」と言われ、娘も「父親を見るのも嫌だから」と一緒に出て行ってしまう。しかし、そこで何もできないまま、足を滑らせ、頭を打ち、意識を失ってしまう。再び目を覚ますと、高校の教室、教授、同級生(その中には未来の妻、幸子もいる)。最初は死の直前の光景かと思ったが、実は1986年に16歳の姿で戻っていたのだ!もう一度チャンスがあるということなのか?これからどうする?今度は勇気を出してサツキに声をかけるか?人生を変えることができるのか?
~~ 吉良崇の漫画『ハイポジ』からの転載です。