ヒブラ (2002)

運命に引き裂かれた二人の幼なじみ、イザベルとクララ。イザベルは先住民の布を織る仕事をしている純朴な田舎娘で、クララは解放された都会娘である。クララは母親が他の男と駆け落ちした後、野生化してしまった。クララが父親のローマンを訪ねてバリオに戻ったとき、2人は数年の別離ののち再会する。しかし、イサベルのボーイフレンドであるランドが入り込んだことで、文化の違いがさらに二人を引き離す。イザベルの保守主義と理想主義に不満を抱くランドは、クララに目を向け、それがイザベルを苛立たせる。イザベルは逆にクララの父親を誘惑する。事情を知ったランドは、ローマンを殺そうとする。